先日の台風19号は、東日本の広域で大雨が降り多くの場所で災害が発生しました。
私の居住しているさいたま市でも一部で床下浸水し、あの大きな荒川も氾濫警報がだされ、避難指示も発令されました。
幸い自分の住んでる地域は少し高台にあるので、今回は避難所へ避難はしませんでしたが、災害は台風だけではないので、地震発生による避難は想定されます。
その時、避難所へ愛犬は連れて避難できるのか、少し不安になりましたので、さいたま市のホームページを確認してみました。
さいたま市では、すべての避難所でペットの同行避難が可能でした。
ただ、あくまで同行避難であり、避難所で一緒に過ごせる訳ではありません
✳さいたま市ホームページより
『「同行避難」とは、災害発生時に飼い主が飼育しているペット
を同行し、避難所まで安全に避難することです。避難所におい
て人とペットが同一の空間で居住できることを意味するもので
はなく、原則として屋外飼養となります。
被災動物を放置することで、その後の保護・給餌活動が困難
となったり、また飼い主が世話のため自宅に戻り、そこで二次
災害に出会う危険性があります。それらを防止するため、原則
としてペットを同行して避難することが重要となります。』
✳詳しくは https://www.city.saitama.jp/001/011/015/006/p055713.html
この説明にあるように、あくまで同行避難であり、避難所で一緒に過ごせる訳ではありません。
寒い冬だと、屋内飼育でなれている犬には厳しいかもしれませんね。
犬アレルギーや鳴き声等の問題もあるためやむを得ないとは思いますが。
ただ、避難所にペットは同行できないと思い込んで避難しないのは、飼い主にもペットにも大きな危険リスクがかかるのであらかじめ自分の近所の避難所がどのような対応なのかを調べておく必要はあるのかと思います。
10/14のジェイキャストニュースの記事によると、埼玉県川越市の中学一年生が浸水被害で2階から救助された時に「猫を飼っているので避難できなかった」と言っていたとの報道がありTwitterで議論になったようです。
これが、避難所に受け入れを拒否されてのことなのか、思い込みでのことなのかはわかりませんが、避難しなかったことで若者と愛猫の両方に大きな危険が迫っていたのは事実です。
✳23区の情報 https://www.city.saitama.jp/001/011/015/006/p055713.html
2018年の全国犬猫飼育実態調査(一般社団法人ペットフード協会調べ)によると、全国の犬猫飼育数の推計は約1850万頭になるそうです。
ちなみに、15際未満の子供の数は約1500万人で、犬猫の飼育数の方が上回っています。
これだけペットを家族の一員として飼っている方が増えている昨今なので、今後は、もっともっと安心して避難できる体制をとってもらえるようになってほしいです。
『日本ペット党』という政党でもできたら躍進しそうですね。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
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